政平安世について  「自分の中心を生きる」

「自分の中心で生きる」をサポートする“自己信頼のファシリテーター 〜自分も人も大切に生きるために〜

封印した自分を、ひとつひとつ宝探しをするように一緒に見つけます。

私は徳島県で生まれました。
私の家は経営者一家で、祖父も父も小さな会社を経営していたので、私は小さい頃から祖父や父が仕事をする姿をよく見ていました。

祖父は社員=家族だと思っていて、“同じ窯の飯を食う” ことが大切だからと、社員寮に住む独身の社員さんもいつも私たちと食事を共にしていました。

私も将来は自分で会社を経営するんだと漠然と思うようになっていくのですが、父が資金繰りに苦しむ姿を見て、社長が一人で苦しまない会社、そこで働く人たちや関わる人たちが幸せになれる会社を創りたいと思うようになっていきました。

小学生になる頃には、父の会社の経営が厳しい状況になり、母の病気も悪化していきました。

その頃の私は、忙しい祖父母や父を困らせないようにいつも笑顔で、母に心配をかけないようにいい子をしていました。

夜、ベットの上で「今日の私はいい子だったかな。悪いことは考えなかったかな。みんなに優しくできたかな。」と考えながら、イメージのなかで悪い自分や自分の考えを箱に入れて砂に埋めることを毎晩繰り返していました。

そして、いつの間にか、家族が望む私でいるために、自分の感情を一つ一つ封印していきました。

その頃から、アトピー性皮膚炎は夜も眠れない時があるほどひどい状態になっていきました。

その後、経営者との2度の結婚と離婚、良き嫁、良き妻、良き母と…いつも誰かのために生きてきた人生でした。

前夫の会社で役員をしている時、社員の離職や体調不和が相次いで起こりました。そして家族の問題も表面化してきた頃に、心の学びに出会いました。

とにかく「怖い」という気持ちと、「もう、これしかない!」という想い、両方の気持ちが葛藤しながら 心理学を学びました。

心の学びに出会い、私は会社や家族に起こることは社長のせいでも社員さんのせいでもない、ましてや自分のせいでもないことに気づきました。


そこから私の自分探しの旅が始まったのです。

今思うと、心の学びに出会った頃のあの得体の知れない怖さは、自己開示への恐怖や、親のことを悪く言うような気がしてそれに対する抵抗、自分の気持ちを表に出すことでまわりに与えてしまう影響(なにか恐ろしいことが起こってしまうのではないか)というものだったのだなと思います。


こうして子供の頃に封印した自分の感情を一つ一つ宝探しをするように掘り起こしていきながら、本当の自分へと繋がっていきました。

今まで役割で生きてきた自分から本当の自分で生きるステージへ、自分を信じること、自分の癒しが誰かの癒しに繋がり、世の中の癒しへと繋がっていくということを体感しました。


自分の内側が変わると自然と周りの世界が変わる、私たち一人一人にはそんな大きな力があるのです。

今まで経営者の娘として、妻として、そして自らも経営者として、会社組織や家族の中で苦しんできた私だからこそ、日々頑張っている経営者や経営者のご家族、事業継承者の方々が本当になりたい自分で生きることへのサポートをさせて頂けると考えています。

私たちの傷や痛み苦しみは、必ずその人の生きる力に繋がっています。それぞれが持つ本当の願いに繋がる瞬間をご一緒していきます。

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