上勝町㈱いろどりの葉っぱビジネス、横石社長を訪問 /徳島のいいところシリーズ③
今日は、徳島創生アワードで審査員をしてくださった、横石社長からご指導がいただけるということで、お言葉に甘えて早速株式会社いろどりさんにベンチマークにこさせていただきました。10時に月ヶ谷温泉で待ち合わせしていただいたんですが、待ち合わせ時間より早く来て笑顔で迎えてくださいました。
㈱いろどりのある上勝町は徳島市の中心部から約1時間程度のところにある、人口1,500名 765世帯 （令和元年）の過疎化と高齢化が進む町です。この過疎化と高齢化が進む上勝町は、全国でも有数の地域活性型農商工連系のモデルとなっている地域だそうです。SDGｓの達成に向けた優れた取り組みを行う町として「SDGｓ未来型都市」に選定され、内閣総理大臣より認定証を授与されています。
葉っぱビジネス
この上勝町で過半数をしめる元気なお取り寄りが大活躍しているビジネスが㈱いろどりの【葉っぱビジネス】です。
【葉っぱビジネス】とは日本料理に美しく彩を添える“つまもの”季節の葉や花、山菜などを、栽培・出荷・販売する農業ビジネスのことです。横石社長がこの事業に携わった当時はまだ農協職員さんだったそうです。1986年にスタートしたこのビジネスは、現在では、年間売り上げが2000万円を超える方もいらっしゃいます。
実際に集荷場にお邪魔しましたが、おじいちゃんやおばあちゃんが自分でシールの発行をしたり、タブレットやPCを操作して、全国の市場情報や出荷先の情報を得ています。また、横石社長は生産者のおじいちゃんおばあちゃんからの信頼が厚いです。生産者の方々の収入のことだけではなく、お身体のことまで深く考え事業に取り組んでいらっしゃる姿がとても印象的でした。私も横石社長を少しでも見習って事業に取り組んでいきたいと感じました。
2012年に映画化された『人生、いろどり』もご興味のある方はご覧くださいね。
KAMIKATSU ZERO WASTE CENTER
それから、KAMIKATSU ZERO WASTE CENTERにも横石社長が案内してくださいました。ここも気になってたんです！上勝町は2003年に自治体として日本で初めて【ゼロ・ウェイスト（zero=0 waste=廃棄物）宣言】を行った町なんです。
上勝町にはなんと！ゴミ収集車がいません。生ごみなどはコンポストを利用し、各家庭で処理するそうです。
瓶や缶などの様々な資源は各自が【ごみステーション】に持ち寄って45種類以上に分別しています。上下の写真はゴミステーションです。
リサイクル率80％を超えています。
上記の写真にも記載されていますが、住民のプライバシーを守るため、見学時間も決まっています。地域に根ざしているんだな～っと改めて実感しました。
そこで日本や世界から見学に訪れる人にも、ごみの分類体験ができるよう、宿泊施設やセミナールームも完備されています。
横石社長のご案内だったので、特別にお部屋の写真も撮らせていただきました。
解放感があって素敵☆コロナが収束したら予約が殺到しそうなので、それまでに宿泊しておきます！！笑
上勝体験まだまだありますが、続きは次回のブログでご紹介しますね！皆さんも上勝を旅したくなったでしょ💛
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土木資材メーカー役員から畑違いの農作物の仲卸業に転身。自社の通販サイト『土のはぐくみ』は2020年11月にスタートしました。現在は土のはぐくみ代表取締役社長 企業研修講師 心理カウンセラー カウンセリング型１on１マスター講師としても活動しています。