京都東寺①(空海プロデュースの立体曼荼羅)

東寺の特別拝観へ。

久しぶりの京都は渋滞がなくてゆっくり♡

まずは空海プロデュースの講堂から。

ここの立体曼荼羅は密教の教えを表現していて、三つのユニットで構成されているんやって。

仏像の配置

センターの如来チーム

大日如来を中央に東方は阿閦如来、南方は宝生如来、西方は阿弥陀如来、北方は不空成就如来で構成されています。

向かって左側は明王チーム

不動明王を中心に東方は金剛夜叉明王、南方は降三世明王、西方は軍荼利明王、北方は大威徳明王で構成されています。

向かって右側は菩薩チーム

金剛波羅密多菩薩を中心に、東方が金剛薩堹菩薩、南方が金剛宝菩薩、西方が金剛法菩薩、北方は金剛業菩薩で構成されています。

護衛

さらにその周りを天がSPのように守っている。東方から多聞天、梵天、持国天、増長天、帝釈天、広目天の6天王で守ってるんよー!もーっめっちゃかっこいい♡

                                 (*撮影禁止だったのでパンフレットから)

姿を変える

密教では、本来の姿とされるセンターの如来達は、相手に合わせて姿を変えるんやって。
正しい法を守る姿の菩薩と導きがたい相手に対したときの明王。

明王の怖い顔を憤怒相って言うらしいんやけど、明王の表情って怒っているのではなくて、真剣に止めようとしている表情なんだって。母親が子供が危ないことをしようとした時、真剣な顔で止めるでしょ。あの表情なんやって! 今まで明王チームってちょっと怖かったんやけど、母の愛と同じやとおもうと、なんかジーンとして胸が熱くなって、私も母なので納得(^^)

もう一つ

密教ではこの時代センターチームの阿閦如来と薬師如来は同一視されてたんだって。この時代は阿閦如来の方がメジャーだったので薬師如来ではなく阿閦如来として選抜チームに入っているそうです。

さすが、空海さまのフロデュースでした!!

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